風俗店の退職トラブルと対処法のまとめ

著者:egawa

風俗店の退職トラブルと対処法のまとめ

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風俗店を辞めたいという相談が多くよせられるなかから、定番ともいえるよく起こる退職時のトラブルを大まかにまとめてみました。ちなみに、個別のトピックのうち、いくつかは今後その他のページで掘り下げて書いていきますので、そちらもあわせて参考にしていただければと思います。

退職したいとき、どれくらい前に言わないといけないか

精神的に辛いし、早く辞めたい・・・こんな状態で店長に辞めたいと申し出ると、うちは1ヶ月前に言わないと辞められないから、今辞めるならお店のルールで罰金50万だよ、と言われてしまった。

よくあるお話です。極端な店だと、3ヶ月前に言わないといけないというところもあるようです。

しかし、普通のアルバイトの方は、そんなに前から言わなくても罰金の支払い義務が法律的に生じたり、損害賠償の裁判になったりするようなことはありません。
そもそも基本的には、そういう罰金の額を決めておくような規則は法律で禁止されています。また、法律上は、原則として2週間前にいえば、労働契約は終了することができます。

 

風俗店の罰金のお話

罰金の話が出ましたので、次に風俗店の特殊な罰金の問題について、ざっとまとめてみましょう。

罰金の理由としては、遅刻・欠勤、風紀違反、客との店外の交際、というのはわりとどの店でも普通に言われるでしょう。このほかにも、引き抜き、掛け持ち、スタッフ同士の連絡先交換、についても罰金とされることがあります。ホスラブなど掲示板への書き込みも罰金にしている店もあります。

 

遅刻・欠勤

遅刻・欠勤にたいして、2万円、3万円といった金額を取っている店があります。突然、無断欠勤したり連絡がつかなくなったりすることも多いので、店としてはそこまでやらないと店がまわらないという事情もあるようです。
しかし、バイトする方にとっては、30分遅れただけで2万円とられたり、体調が悪くて休んだら3万円とられたりしたら、とてもやっていけないですね?

法律的には、日給の半額をこえたり、月給の10パーセントをこえたりするような減給は、違反となります。また、労働契約であれば、罰金の金額をあらかじめルール化するのは禁止されています。とはいえ、守っていない店が多いのが実情ですね。

 

風紀違反

風紀違反は、店の死活問題になる場合もありますので、業界では厳禁にされます。しかし、男と女がいれば、当然そういう問題はおきやすくなるものです。
風紀違反の罰金は50万円、100万円といった法外な金額を要求されますが、そう言う金額をあらかじめ規則にしている場合、規則そのものは法律違反になります。
ただ、(ちょっと専門的な言葉をつかいますが)労働契約ではなく、委託契約の違約金であれば、必ずしも法律違反とは言えない場合があります。ですが、ほとんどの方は、労働契約と考えてよいでしょう。

 

客との店外での交際禁止

お客さんを好きになってしまったという相談はあまりありませんが、店外でお金を受け取ってあっていたのがバレたという相談は、けっこうあります。

これも店としては売上に大きなダメージを受ける可能性があるので、法外な罰金をルールにしている場合があります。たしかに、店に本当に大きな被害が出ている場合は、それなりの損害賠償が認められる可能性はあります。ただ、これもあらかじめ100万円など具体的に罰金の額を店内でルールにしている場合、労働契約であれば、その規則自体は無効になります。

 

連絡先交換

どうして女の子同士で連絡先を交換するのを禁止しているのか、と思う人も多いかもしれませんね。これはどうしてかというと、仲のいいグループができて、一斉にやめてしまったり、人間関係がややこしくなったりすることで、店がダメージを受けることがあるからです。女の子をたくさん管理するのは、店も苦労が多いようです。

ただ、たまたま辞めるときに連絡先を交換しただけで、罰金50万円を払わないと辞めさせないと言われるといったケースがあります。厳しい店は、いつもチェックしているようです。もちろん、同業他店への引き抜き行為で店に損害を与えたような事実でもなければ、50万円といった法外な額を払う必要はありません。

ホスラブなど掲示板への店の愚痴
きらいな店長のことを掲示板に書いていたら、ぜんぶチェックされていたとことがあります。すぐに裁判になるようなことはありませんが、書き込みの内容しだいでは、名誉毀損や営業妨害だと言われ、損害賠償請求をされる可能性がありますから注意しましょう。

 

風紀違反のお話

罰金のところでも触れましたが、風紀違反がばれると、大変なことになります。たいてい女の子より男性スタッフが厳しくつめられることが多いようです。水商売、風俗店は、女性キャストをお店の商品だととらえていますから、自分の店の商品に手をだした男性スタッフには容赦はありません。

バックヤードでボコボコに殴られたり、給料をほとんど天引きされて長期間働かされたりすることもあります。

ですが、さすがにそういう店の行為がおおやけになれば、暴行罪や傷害罪、風俗営業法違反、労働法違反などで摘発されたり処分されたりする可能性があります。

そこで、店のほうも、密室で何人かの幹部ですごんで、違反をした社員に借用書を書かせたりします。もし、そうなってしまった場合は、即座に対処しないと、借用書が有効な書類として扱われてしまう危険がありますから注意してください。

 

風俗店を辞めるときによくある脅迫

学校、昼の会社にばらす

実際にそこまでやったら名誉毀損で問題になりますから、そこまでやる危険な店長や経営者はいるとしてもわずかです。

しかし、辞めたいといって翌日から出勤しなくなると、学校や会社の近くで待ち伏せしてシフトを入れさせられるというケースもあります。

さすがに拉致するような犯罪は、そうそうないでしょうが、待ち伏せでシフトを組まれてしまったら、早めに相談して対処したほうがいいでしょう。

親にばらす、親に罰金をはらってもらう

スタッフが辞めると嫌がらせで親に電話したり、罰金をはらうよう求めたりする経営者や店長がいます。そうした場合、店に迷惑をかけるような行為が働いている側にもあった場合もありますが、だからといって脅迫したり親に金銭を要求したりすれば、店が処罰される可能性が出てきます。

ですから、店長とのトラブルで親を持ち出されて辞められなくなったら、できるだけ録音するなどして、証拠を残しましょう。そして、できるだけ士業に依頼して、退職届けを内容証明郵便でだしましょう。

ヤクザと関係がある

本当にヤクザと関係がありそうな店の場合、これが録音されたら警察が介入する可能性が高いでしょう。

もっとも、実際には、バックにヤクザがいるというより、店がお金(ショバ代)を払っているだけで、揉め事をそういう筋の人に依頼したら、さらに高いお金をとられるというだけの関係がほとんどです。女の子が辞めるだけでその筋の人に依頼しても店にはなんの利益にもなりません。

いずれにしても証拠があがれば、警察に厳しくやられる可能性がありますから、こういう脅しで辞めさせてもらえない場合は、とにかく録音するなどして早めに相談しましょう。

彼氏や夫、結婚相手にバラす

結婚しようと思って辞めたいと言ったら、今辞めたら彼氏にバラすなどと言われるケースもあります。こういったことがあるわけなので、ふだんから、あまりプライベートな情報は言わない方が無難でしょうね。

ただ、既婚者が風俗店でアルバイトをすると、入店時に個人情報を出していますから、よく考えるとこれは怖し、不安になります。

でも、もし辞められなくなったら、士業に相談したり警察に相談したりすることで対処できます。

辞めたら損害賠償請求する、強力弁護士がいる

辞めるだけで損害賠償の裁判になることはありませんし、当たり前ですが、弁護士がいたら店が法律違反をやってもゆるされることもありません。

ただし、引き抜き行為や客との店外での交際などで、店に大きな損害を与えた場合は、一度、専門的な相談を受けたうえで、今後の対策をたてたほうがいいでしょう。

以上、風俗店の脅迫についてでした。

 

写真、在籍が消えない

風俗店は、質の高い女の子をたくさん集めることができるかどうかが店の売り上げに大きくかかわってきます。ですから、女の子は少ないよりたくさんいるように見せたほうが、客も増えます。

そういう理由で、写真がホームページから消えないということが何年も続いたりします。友達から指摘されて、かなりたってから気づく方もいます。

店は、あとで法律上の責任を負わされないように、退店扱いになっていない可能性もあります。(法律で風俗店は、「従業員名簿」を作り管理しないといけません。)

電話で言っても消してくれないときは、士業に依頼して内容証明郵便で通知しておきましょう。そうしないと、うやむやにされてしまいます。

 

バンス(借金)の件について

前借りをして風俗店に入店するという人はたくさんいますが、ある程度、生活のめどがたって、別の仕事をしたいと思っても、完済するまで辞めさせないと店から言われてしまうことがあります。

しかし、借金で辞めさせないというのは、とても重い処罰がある法律違反です。

借金を返さなければ、裁判をおこされる可能性はありますが、むりやり働かせることは、禁止されています。

店長、オーナーのセクハラ、ストーカー

店長やオーナーと男女関係になってしまい、あるいは、無理やりならされてしまって、辞めたくても辞めさせてもらえないという方もいます。

一般の会社であれば、セクハラ問題に発展しますが、店長がオーナーのような店では、だれに相談していいかわからないという状態になってしまいますね。

しかし、辞めるといったアルバイトをつけまわすようなことをすれば、ストーカー規制法で罰せられます。

ただ、弱みを握られて警察に相談するのは最後にしたいという方も多くいます。そういう場合は、まずは士業に依頼して内容証明で退職届けを出しましょう。ほとんどそれでおさまります。
しかし、万が一それでも付け回されるなら、その相手は正常な状態ではありませんから、そのときは覚悟を決めて警察に任せましょう。

 

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